こんにちは、ミホです。今日は、人気のiPhoneロック解除ソフトAnyUnlockの無料版について検証したいと思います。AnyUnlockは無料バージョンはあるのか？無料版のできることは？有料版との違いは？この記事を読めば分かります。それでは、これらの問題を答えを探していきましょう。
目次：
Part1：AnyUnlockとは
AnyUnlockは、iMobie社が開発したiPhoneやiPadのロック解除ソフトです。iPhone画面ロックの解除やMDMロック解除、アクティベーションロック解除、スクリーンタイムパスコードの解除など、AnyUnlockを使えば、簡単に解除できます。また、Apple IDの削除やSIMロック解除、iTunesバックアップパスワードの復元または削除する機能も搭載されています。バージョンアップにより、新たにiPhoneのシャッター音を消す機能を追加しました。より詳しい情報は、こちらのAnyUnlockの機能概要に関する記事でご確認ください。
Part2：AnyUnlockの無料版のできること
AnyUnlockは豊富な機能が搭載されているため、無料版ではどのような機能を利用できるのかを一緒にチェックしてみましょう。
機能①：画面ロック解除
AnyUnlockの画面ロック解除機能は、パスワードなしでiPhoneまたはiPadの画面ロックを解除することができます。4桁/6桁の数字コードやカスタムコード、Touch IDまたはFace IDの解除に対応します。
AnyUnlockの無料版では、画面ロック解除の前半の操作を無料で使用できます。例えば、デバイスの接続、リカバリーモードに入るためのガイド、ロック解除用のファームウェアのダウンロードなどを無料版では利用できます。最後の画面ロック解除の操作は有料版でのみ実行できます。
機能②Apple ID削除
AnyUnlockのApple ID削除機能は、Apple IDのパスワードを忘れたときに、デバイスにログインしたアカウントを削除することができます。
AnyUnlockの無料版では、デバイスの接続と解除用のファームウェアパッケージのダウンロードを引き続き利用できます。Apple IDを完全に削除するのは、AnyUnlockの製品版を購入する必要があります。
機能③アクティベーションロック解除
アクティベーションロックはiPhoneやiPadなどのAppleデバイスにおいて、紛失や盗難からデータを保護するためのセキュリティ機能です。AnyUnlockはアクティベーションロックのバイパスをサポートしていますが、無料版では、この機能を利用できません。アクティベーションロックを解除する場合は、有料版の購入をお勧めします。
ご注意：アクティベーションロック解除はすべてのデバイスに対応していないため、購入する前に、ご使用のデバイスが解除対応の対象デバイスであるかを必ずここでチェックしてください。
機能④MDMをバイパス
AnyUnlockのMDMバイパス機能はデバイス上のデータを保持したまま、デバイスのモバイルデバイス管理をバイパスおよび削除することができます。難しい操作は不要で、数クリックでMDMを削除できます。
AnyUnlockの無料体験版では、デバイスの接続のみを無料で使用できます。完全にバイパスまたは削除するには、有料版を購入しなければ実行できません。
機能⑤SIMロックを解除
AnyUnlockの「SIMロックを解除」機能を使用することで、特定のキャリアにロックされたiPhoneやiPadを他の携帯キャリアのSIMカードで使用できるようにすることができます。
しかし、AnyUnlockの無料体験版では「SIMロック解除」を無料で利用することはできません。使用するには、有料版を購入する必要があります。
機能⑥スクリーンタイムパスコードを解除
スクリーンタイムパスコードを設定すると、iOSデバイス上のアプリの使用時間やコンテンツの制限などを管理することができます。AnyUnlockはスクリーンタイムパスコードの解除をサポートしており、パスコードを忘れた場合でも、簡単に解除できます。しかし、AnyUnlockの無料版ではデバイスの接続のみを利用でき、パスコードを削除するには、有料版を購入する必要があります。
機能⑦iTunesバックアップの暗号化を解除
iTunesバックアップの暗号化設定を行うことで、バックアップのデータを保護することができます。バックアップを復元するたびに、暗号化パスコードの入力がが求められます。AnyUnlockのiTunesバックアップの暗号化削除する機能は、暗号化のパスワードを忘れた際に役立ちます。残念ながら、AnyUnlockの無料版ではこの機能を体験することはできません。iTunesバックアップの暗号化を解除するには、有料版を購入する必要があります。
機能⑧ツールボックス
AnyUnlockのツールボックスには、iPhoneのシャッター音を消す機能、iOSパスワード管理、iTunesバックアップのパスワード復元、Apple IDの検索、スマホ診断、iPhoneの「探す」をオフにする機能などがあります。「iPhoneの「探す」をオフにする」機能は、AnyUnlockの無料版でも有料版でも利用できません。
「スマホ診断」機能は、無料版でデバイスの分析や診断報告書の作成、報告書のプレビューが可能ですが、エクスポートやその他の機能を利用するには、製品版にアップグレードする必要があります。
Part3：無料版と有料版の機能比較表
以上の情報をまとめると、AnyUnlockの無料版と有料版の機能比較は以下の表を見ればすぐ分かります。
| 機能詳細 | 無料版 | 有料版 |
| 画面ロック解除 | デバイスの接続、ファームウェアのダウンロード | ○ |
| アクティベーションロック解除 | デバイスのアクティベーションロック解除のチェック | ○ |
| Apple IDを削除 | デバイスの接続、ファームウェアのダウンロード | ○ |
| MDMをバイパス | ☓ | ○ |
| SIMロックを解除 | SIMロック解除可能かのチェックのみ | ○ |
| スクリーンタイムパスコードを解除 | パスコードのスキャンのみ | ○ |
| iTunesバックアップの暗号化を削除 | 暗号化パスワードのチェックのみ | ○ |
| シャッター音を消す | デバイス対応の可否のチェック | ○ |
| iOSパスワード管理 | iOSデバイスに保存されたパスワードのスキャン | ○ |
| iTunesバックアップのパスワードを復元 | iTunesバックアップパスワードのスキャン | ○ |
| Apple IDを探す | ☓ | ○ |
| スマホ診断 | デバイスの分析、報告書の作成とプレビュー | ○ |
| iPhoneの「探す」をオフにする | ☓ | ☓ |
いかがでしょうか。AnyUnlockのほとんどの機能は無料体験版で使用できません。使用するには、製品版にアップグレードする方が便利です。それでは、AnyUnlock製品版の価格をチェックしましょう。
Part 4: 有料版のラインナップと価格（税抜価格）
| 機能 | 3ヶ月プラン | 年間プラン | ライフタイムプラン | Full Toolkit(年間) |
| 画面ロックを解除 | 5,580円 | 5,980円 | 7,980円 |
Win版:7,980円 Mac版:8,980円 |
| MDMをバイパス | 5,580円 | 5,980円 | 7,980円 | |
| アクティベーションロックをバイパス | 5,580円 | 5,980円 | 7,980円 | |
| Apple IDを削除 | 3,980円 | 4,980円 | 6,980円 | |
| スクリーンタイムのパスコードを解除 | 3,980円 | 4,980円 | 6,980円 | |
| iTunesバックアップの暗号化を解除 | 3,980円 | 4,980円 | 6,980円 | |
| SIMロックを解除 | 2,980円 | 3,980円 | 5,580円 | |
| iOSパスワード管理 | 2,980円 | 3,980円 | 5,580円 | |
| iTunesバックアップのパスワードを復元 | 2,980円 | 3,980円 | 5,580円 | |
| Apple IDを探す | 2,580円 | 2,980円 | 4,980円 | |
| スマホ診断 | 2,580円 | 2,980円 | 4,980円 | |
| シャッター音を消す | 2,580円 | 2,980円 | 4,980円 |
AnyUnlockは機能に応じて、価格は異なります。3か月プランは一番安く、一度きりの使用なら最もお得です。Full Toolkitは全機能をカバーしています。利用する機能が多い場合は、Full Toolkitの方が費用対効果が良いです。AnyUnlockは柔軟な価格プランを提供しているため、ぜひご自分の状況に合わせて最適なプランを選択しましょう。
まとめ
以上が、AnyUnlockの無料版でできることや有料版との違い、価格プランのご紹介でした。ぜひご参考にしてください。お役に立てれば幸いです。
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