必見!パソコンを監視されるか確認する方法

パソコンを監視されるかを確認
パソコンを監視されるかを確認

この間、Yahoo!知恵袋でこんな問い合わせに気づきました。「会社で自分が使っているパソコンを、監視されているか確認する方法を教えてください」。類似のお問い合わせは何十件もあります。

確かに、現代社会では個人プライバシーは誰にとっても一番重要な財産と言っても過言ではないでしょう。

本日、パソコンを一体監視されているかどうかを確認する方法をご紹介したいと思います。是非記事をご一読ください。

目次:

 

パソコン上のどんな内容が監視されるか?

パソコンが監視されている場合、監視ツールや手法によって監視者がアクセスできる内容は異なります。通常、以下の項目は監視される可能性があります。

1)ウェブ履歴:

訪問したサイトのURL、検索履歴、ブックマーク、およびダウンロード履歴を監視することができます。

2)アプリの使用状況:

どんなアプリを使ったのか、どのぐらいの時間使ったのか?これはご使用のパソコン上のほぼ全てのアプリケーションを監視できます。

3)入力した内容:

キーロガーは、ユーザーがパソコンで入力したすべてのキーを記録できます。これには、入力したパスワードや、チャットメッセージ、Eメール、文書などが含まれています。

4)スクリーンキャプチャ:

パソコンでの撮ったスクリーンショットも監視される恐れもあります。そのほか、ユーザーが画面で何を見ているかを監視できます。

5)ファイルアクセス記録:

ファイルについての操作が監視されています。例えば、どのファイルを開いたのか、修正やコピーを行ったのか、削除するなど。

6)ネットワークトラフィック:

パソコンのネットワークトラフィックを監視し、どのデータが送受信されているかを確認します。これには、インターネット接続の詳細、接続先のIPアドレス、データの種類などが含まれます。

7)カメラとマイク:

一部の監視ツールは、パソコンのカメラやマイクをリモートで操作し、映像や音声を記録することができます。

8)位置情報:

GPSやWi-Fiのデータを使用して、パソコンの物理的な位置を追跡することがあります。

9)システムログ:

オペレーティングシステムのログファイルを監視し、システムイベント、エラーメッセージ、ユーザーの操作履歴などを確認します。

パソコンを監視することは違法ですか?

多くの国では、雇用者が業務用のパソコンを監視したり、保護者が子供用のパソコンを監視することは合法です。しかし、合法と言っても、一定のルールを守らなければなりません。事前に監視の存在を通知したり、その同意を得たり、監視の範囲を必要最低限に限定して、監視対象の個人プライバシーを侵害しないように注意が必要です。

パソコンを監視する方法

パソコンを監視する方法はいくつかありますが、主に以下の4種類があります。

1)ソフトウェアで監視:

監視ソフトをインストールすることで監視を行えます。監視ソフトとして、設備集中監視ソフト「SC-PCS」、画面キャプチャーログ監視ソフト「LOOOC」、統合監視ソフト「Zabbix」などがとても人気があります。多くの会社が導入される実績があります。

2)ネットワーク監視:

ネットワーク監視は、会社のルーターやスイッチなどのインターネット機器でトラフィックを監視します。ツールと言えば、「Wireshark」や「Nagios」が導入数が多いです。

3)ハードウェアで監視:

ユーザーのキーストロークを記録できるソフトキーロガーなどを使用することで、業務用パソコンでのユーザーアクティビティを監視することができます。「Revealer Keylogger」はとても人気のあるキーロガーです。

4)メールで監視:

会社メールアドレスでメールの受送信を行えば、記録が残ります。こうすることで、一部の会社は会社メールアドレスで監視を行います。

 

それでは、早速パソコンが監視されているかをチェックしましょう。

 

パソコンを監視されているかを確認する方法

Windows PCの場合:

  1. タスクマネージャーの確認

Ctrl + Shift + Esc キーを押してタスクマネージャーを開き、実行中のプロセスを確認し、見慣れない名前のプロセスや高いリソース(CPU、メモリ、ディスク)を使用しているプロセスをチェックします。それは監視プロセスである可能性は高いです。

 

  1. ネットワークアクティビティの確認

タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブを開き、「リソースモニタ」をクリックします。「ネットワーク」タブで、異常なネットワークアクティビティを確認します。

 

  1. インストールされたプログラムの確認

設定 > アプリ > アプリと機能 に移動し、見慣れないプログラムを確認します。

  1. セキュリティソフトウェアの使用

信頼できるアンチウイルスソフトでパソコンをスキャンします。これにより、監視ソフトウェアやスパイウェアが検出される可能性があります。

  1. ファイアウォール設定の確認

設定 > 更新とセキュリティ > Windows セキュリティ > ファイアウォールとネットワーク保護 に移動し、ファイアウォールの設定を確認します。異常な許可や例外がないか確認します。

  1. ログイン履歴の確認

イベントビューア を開き、Windows ログ > セキュリティ を確認します。不審なログイン履歴やアクセスがないかチェックします。

 

Macの場合:

  1. タスクマネージャーの確認

Command + Space を押して、Spotlight検索を開きます。「アクティビティモニタ」と入力してアクティビティモニタを開きます。実行中のプロセスを確認し、見慣れない名前や高いリソースを使用しているプロセスをチェックします。

  1. ネットワークアクティビティの確認

アクティビティモニタの「ネットワーク」タブを開き、異常なネットワークアクティビティを確認します。

  1. インストールされたプログラムの確認

Finder を開き、アプリケーション フォルダを確認します。見慣れないプログラムがないかチェックします。

  1. セキュリティソフトウェアの使用

信頼できるアンチウイルスやアンチマルウェアソフトを使用して、パソコンをスキャンします。これにより、監視ソフトウェアやスパイウェアが検出される可能性があります。

  1. ファイアウォール設定の確認

システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > ファイアウォール に移動し、設定を確認します。

  1. ログイン履歴の確認

Console アプリを開き、/var/log ディレクトリ内のログを確認します。不審なログイン履歴やアクセスがないかチェックします。

 

パソコンを監視されるのを回避する方法

パソコンを監視されるかを確認してから、回避方法をチェックしましょう。パソコン監視を完全に回避できると断言できませんが、一部のツールや設定でパソコンの監視を最小限に抑えることもできます。

例えば、信頼できるアンチウイルスソフトを使用することで、定期的にパソコン子をスキャンして、スパイウェアやマルウェアを検出して削除してパソコン監視を回避できます。

そのほか、ファイアウォールを有効にして、不要なネットワークアクセスをブロックします。異常な通信を検出した場合は、すぐに対処できるように設定して、パソコン監視を回避できます。

 

まとめ:

以上はパソコンを監視する方法や確認するおよび回避方法のご紹介でした。自分のプライバシーが侵害されていると感じる場合は、会社の人事部門に連絡して、具体的な監視ポリシーや対策について学ぶことを検討してください。必要に応じて、法律の専門家に相談することもできます。記事はお役に立てば幸いです。